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猿の気持ち


交尾目的で肉を贈るチンパンジーのオス




以下ナショナルジオグラフィック式日本語サイトより

野生のオスのチンパンジーは獲物の肉をメスに分け与えることがあるが、そうして肉を贈ったメスと交尾に至る確率は2倍に跳ね上がることが新たな研究でわかった。
食料を与えることでオスの交尾の成功率が上がるという仮説は以前から想定されていたが、今回の研究結果はこれを裏付けるものである。女性をディナーに誘うという伝統的なデートの形は、進化の過程で登場した行動の1つなのかもしれない。

 チンパンジーの主食は植物だが、オスが狩猟をすることもある。その際にオスがメスに肉を分け与えるという行動は以前から報告されていた。しかしその理由は、推測は可能だったろうが、裏づけのある定説には至っていなかった。

西アフリカにあるコートジボワールでは、妊娠可能な排卵期を迎えてお尻がピンク色に膨らんだメスに対し、オスが別種のサルの肉を分け与えるという行為が観察された。さらに驚くべきことに、この行為はお尻が膨らんでいないメスにも行われており、おそらくは将来的な見返りを期待してのことであろうと研究者らはみている。

「交尾は必ずしもすぐに行われる必要はなく、“後でいいから”ということかもしれない」とドイツにあるマックス・プランク進化人類学研究所の研究員で、共同研究者であるクリスティーナ・M・ゴメス氏は話す。チンパンジーは主に果物と野菜をエサとしており、動物の肉は通常、めったにないごちそうにあたる。

「この研究結果は、人類の進化の起源を解明するためにも役立つ可能性もある」と研究者らは述べている。

 人類が形成する狩猟採集社会の研究では、腕のいい狩人ほど多くの妻を持ち、多数の子孫を残すことが以前から判明しているが、狩りの手腕と性交の成功率に関係があるのか、あるとすればどうつながっているのかという点については、意見が分かれているためである。

 また今回の研究結果からは、チンパンジーに将来的な交流を期待する能力、または過去の交流を記憶する能力があるという推測が成り立つ。「オスのチンパンジーが発情期以外のメスとも肉を分け合うという事実が明らかになったことで、チンパンジーの認識能力に関する議論が再燃する可能性もある」と研究者らは語る。

 この研究は4月7日発行の「PLoS ONE」誌に掲載されている。

Photograph by Cristina M. Gomes

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=65203824&expand



あれですね、勉強させて頂きました。
よく分かります君の気持ちが。
そしてさらにキャバクラ嬢に入れ込んでいる♂なら痛いほどよく分かるのだろうな。
性格って変わらないですね。