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FIRST DESCENT

—人は限界点を越えられる—


アラスカ/バルディーズ。地球上に残された最後のフロンティアを舞台に、スノーボード界の新旧トップライダーたちによる世紀の“FIRST DESCENT”(=初めて人が滑る斜面)への挑戦が始まる。本作はその前人未踏のチャレンジを追った壮大なスケールのドキュメンタリー映画である。
06年2月、世界中の注目を集めたトリノオリンピックハーフパイプで圧倒的な実力を見せ付け優勝を飾った若き天才ショーン・ホワイトは、本作で初めてのビッグマウンテンライドに挑戦。同じくトリノで金メダルを勝ち取ったハンナ・テーターも慣れないパウダーの斜面に果敢に挑んでいく。その二人を見守り、導いていくのはベテランのショーン・ファーマーとニック・ぺラタ。そして、本作の中で最も過酷な“ファースト・ディセント”に挑むのはボード界最大のスター、ノルウェーのカリスマ テリエ・ハーコンセンである。突然襲う雪崩の危険、クレバス(雪原の割目)の恐怖、傾斜角60度の常軌を逸した斜面、巨大キッカー、今までのスノーボード映像を遥かに凌駕した迫力のドラマ!



ずっと観たいと思っていた映画、たまたまTSUTAYAでレンタルしていたので借りて来た。『僕なら死んでる』これがこの作品の率直な感想です。実際にバックカントリーの世界に足を踏み入れた事があるからこそ、この恐るべき映像に背筋が凍る。馬鹿げた行為だと思う人も居るが、彼らのその潔さと山を愛する純粋な魂に僕は敬意を払いたい。娯楽ならこんな所は滑れないから。"生死の境を滑る"・・・それこそが行き着いた先の答えだと思う。
例えスノーボードに興味が無くとも、壮大なアラスカの山々とスタントを一切使わないリアルな映像は一見の価値有りだと思います。




早く滑りたくてウズウズしている今日この頃のnomadでした。


ファースト・ディセント [DVD]

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